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17 灰崎
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入った部屋は狭く白い部屋だった
医者は側にあったイスに座り
俺にもイスに座るよう促した
そのイスは少し上等そうなイスで座った
少し間が空いて医者が口を開く
医「とりあえず、君の名前教えてくれるかな?」
「灰崎、祥吾…っす」
ボソボソと呟く
だが医者はその声をちゃんと聞き言葉を続ける
医「祥吾くん、君はテツヤくんの友達だよね?保護者の方の連絡は分かるかい?」
確か、親は死んだって言ってたはず
「親はいない…です…けど兄さんなら」
医者は頷いた
医「お兄さんを呼んでもらえるかな。テツヤくんの事を祥吾くん、君と一緒に聞いて欲しい」
真剣な顔つきで言った医者に
俺は頷きかえし、テツヤの兄さんに電話を
かけた
プルプルプルプル
ガチャ
?「……もしもし」
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