アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
22 ナツヤ
-
一言で言えば
″絶望″
……だな、
あれから俺はテツヤの容体を教えてもらった
一つ、目が見えない
二つ、体中の傷は深過ぎてもう直せない
三つ、…右足はもうない…
歩けない
テツヤが大好きだったバスケができない…
どうしてなんだ
何故テツヤがこんな目に遭わないといけなかったんだ?
目が見えない
テツヤが俺を見ることができない
やっと会えたのに
声しか
前みたいに走り回れない…
テツヤの綺麗な肌は無残に傷で覆われている
どうしてあの親父は俺を引き取らなかったんだ
何でテツヤだったんだ
テツヤはこんな辛い思いしてんのに
俺は俺は
金持ちの御曹司に
海外で嫌々ながら幸せに暮らしていた
「俺が幸せなんて味わっていたから…テツヤが不幸になったんだ
俺が不幸になればよかったのにな…」
祥「馬鹿野郎、ナツヤ!んな訳ねぇーだろーが!」
祥吾…分かってるよ
でもとめらんないんだよ
俺が…
?「ナツヤ様、テツヤ様は何処におられますか!?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 66