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番外編
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8月1日。そして明日は8月2日。
明日は僕の相棒、火神大我くんの誕生日です!
でも、火神くんは学校に来なかった
「先生、すみません、火神くんはお休みですか?」
「ああ、明日誕生日なのに、高熱だそうだ黒子、火神に届けて欲しいものがあるんだがいいか?」
「はい!」
ありがとうといい渡された封筒を受け取る
これで火神くんに会いに行く口実が出来ました
ですが、部活には行きたいので行ってから行きましょうか
体育館の練習
何か物足りない気がして、僕も集中が出来なかった
皆んなも何かしんみりしていた
理由は簡単
火神くんがいないから
バカは風邪を引かないとかあるのに引くんですね
「今日はこれまで、ゆっくり休んでね!」
『お疲れ様っしたー!』
終わった瞬間、僕はすぐさま着替え
火神くんの家へ向かった
ピンポーン
数秒して空いた扉から
出てきた顔は真っ赤に染まった頬の火神くんだった
「こんばんは火神くん、お邪魔してもいいですか?」
「ごほっ…けほっ…がえれ…うつっちまう…」
「構いません、お邪魔します」
半ば強引に家の中へ入っていった
先生に渡された封筒は
火神くんが楽になってからでもいいでしょう
「火神くん、お粥作ってくるので、待っていて下さい」
「お前…ゲホッ…料理作れる…のか?」
「少しは、お粥は作れます」
しんどそうなガラガラの声に僕自身も
辛くなりながら
お粥を作って火神くんのもとへ行った
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