アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
余興6
-
一瞬だった
一瞬にして叔父と言う個体は消え
今は叔父だった赤い塊に変わった
周囲がひんやりする
背筋が凍るように寒い
目の前の事に頭が追いつかない
「ふふ…………綺麗に纏まりましたね」
隣から笑っているが冷たい言葉が聞こえる
「………ぁ、ぁあ…ぁぁ゛ぁ゛あ゛あッ」
やっと追いついてくる
目の前の塊は叔父
たった今神に潰されただの肉となった叔父
さっきまで生きていた
動いていた
喋っていた
自分を殺そうとしていた
なのに
緋宵のせい?
緋宵がいるから?
緋宵がいたから?
緋宵が生きているから?
緋宵が存在しているから?
全部全部
緋宵が悪い…………………?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
23 / 38