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懐柔5
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「そういえば
ここに触れると、人はとても悦い
刺激を感じるらしいですね」
緋宵の未熟な精器をつまみ
まだ皮を被っている亀頭部分に
そっと触れる
指の腹で少しずつ擦るように触れると
緋宵の体はびくっと震え
やめて欲しいのか僅かに手をバタつかせる
嫌がる様に体を捻るが
決してやめてとは言わない相手に
だんだん笑は深くなる
「どうしました?
ここに触れられると人は快楽を
感じ取るのでしょう?
答えなさい、緋宵」
はくはくと口から熱の篭った
息を途切れ途切れに吐き言葉を発するのも
ままならない様子で
それを知っていても、緋宵の口から
聞こうとする
「さあ、どうなんですか?」
「っ…………ぁ、わかん……ないっ」
「わからない筈はないでしょう
現に貴方の体からは
こうして快楽を感じ取って出てくる
液体が溢れていますよ」
「……ぇ、?」
神が触れる自分の体の一部を見ようと
緋宵は力の入らない体を僅かに起こす
目の前ではその手が触れている場所から
何かとろとろとした液体が出て濡れそぼって
いた
初めてみる自分の体の変化に
自分自身で何が起こっているのか理解が
ついて行かない
どうして硬くなってるいるの?
どうして濡れてるの?
どうして触られると変になるの?
幼い思考を働かせてどうにかして
答えを探し出す
しかし性に関する教育など受けている筈がない
知能でその答えが出てくるはずもなく
混乱しながら目の前の状況を見てただ受けているしかない
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