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幸せ
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「い、たたた…」
あの後結局冬樹と春樹二人の抱き枕になったぼくは目を覚ますとともに腰を襲う激痛と戦っていた。
「姫、大丈夫?」
そんなぼくを気遣いながらもパジャマの上着を脱がせているのが春樹。
「姫、腰辛いと思うけどちょっとお尻持ち上げて」
気遣ってるのか良く分からないままにズボンを脱がせているのが冬樹。
ぼくは二人がかりで着替えさせられていた。
自分で何かをすることを許されない空気。
されるがままに脱がされ、被せられる。
少しくらいなにかしようと思うけれど、見上げるとどことなく幸せそうで、嬉しそうな二人の顔があって何も言えなくなる。
これからぼくらはきっと幸せになれるんじゃないかな、なんて思ったり。
「姫、今日はどんな髪型がいい?」
「このスカート姫に似合うと思って前買ったんだ。履いてくれるよね?」
二人を見上げて自然と溢れる笑み。
「ねぇ、春樹、冬樹」
「「なぁに?」」
「好きだよ」
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