アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
大好き カレー!
-
「トビオちゃ~ん、ハイどーぞ!」
「あざっす!!」
及川さんがカレーを温めて、俺の前に差し出してくれる。
美味しそうな匂いの湯気が俺を包み込んで、早く食べろ~食べろ~と急かしているようだ。
すげーいい匂い……。
うまそー、よだれが出そうになる。
「アハハ。よだれが出てるよトビオちゃん。
どんだけカレー好きなの?」
「……ス」
まさか本当に出てたのか。でもこれは仕方ないことなのだ。
だって、こんなに旨そうな匂いで俺を誘惑するから、よだれが出ない方が可笑しい。
「ほら、早く食べなよ」
「い、いただきます!」
及川さに進められ、俺は慌ててカレーを口に含んだ。
あーーやベー、マジ旨い!
口角が上がっていくのを感じながら夢中で咀嚼していると、及川さんがニヤニヤしながらこちらを見つめていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 445