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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
ちょっかい
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鬱夜の部屋のドアが静かに開いた。足音をたてずに誰かが入ってくる。
「兄さん、寝てる?」
すーすーと穏やかな寝息を立てる鬱夜を見て少しホッとするが、同時に体が火照ってくるのを感じる。
(うつ伏せで寝てる。相当兄さん疲れてるな。)
連は鬱夜のベッドに乗りそっと鬱夜に覆いかぶさる。
(兄さん、暖かい。)
覆いかぶさった状態で鬱夜の右手に自分の右手を重ねる。
「ん…、あ、、つい。」
鬱夜が寝言を言った。
連はそんな寝言でたまらなく可愛く感じ、思わず鬱夜の首筋を舐めた。
「ん、うん?んー…。」
鬱夜が少し反応したがまた、元通り寝てしまう。
「兄さん。もしかして誘ってる?」
(俺の理性もうそろそろ持てる気しねえんだけどな。)
鬱夜がもぞもぞと連の中で動きだした。
「んー、やっ。」
鬱夜が寝返りを打ちたくても打てなかったためか、可愛らしい声を発した。やはり連はもっと鬱夜に触りたくなる。
「うー、ん!や。や、らー。」
幼い頃に戻ったかの様な声を発した鬱夜はもぞもぞ動いていたが、そのせいで、意識が現実に戻ってきた。うっすらと目を開ける。
「ん。れん?ど、した…?」
「あれ、兄さん起きちゃった?これからちょっかい出そうと思ったんだけどな〜。」
満面な笑みを浮かべた連は重ねていた右手を鬱夜の服の中にいれ、横腹を撫でる。
「な、にやってんだよ。」
鬱夜は連に触られている手がこしょばくて余計にもぞもぞしてしまう。
「兄さん。兄さんは普段どうやってしてるの?」
「な、何をだよ。も…や、め。こしょばい…から。」
横腹を撫でることをやめない連にやめて欲しいと意思を伝えたが、余計に連は面白がってしまった。
「兄さん可愛い。意外と横腹弱いんだね。」
連が話を続ける。
「兄さん。質問に答えてよ。兄さんは普段どうやって抜いてるの?」
意味が理解できない鬱夜はついつい無言になってしまう。
「意味が…、理解出来ない…。」
「だーから〜。普段兄さんはいつ、どこで、どうやって、どんなことを考えてオナニーしてんの?って聞いてんの。」
急に鬱夜は顔が赤くなる。その反応に満足して連はニヤついていた。それはもう、悪魔のごとく何かを企んでいる表情で。
「おな、やってねえし。てか、この手どけろ!寝かせろ!」
(ヤバイ。俺襲われる!?ちょっと今…、いやかなり危機感を感じる!)
鬱夜はどうやってこの場から逃げ出すかを考えるようになっていた。
「兄さん。間違っても今、この場から逃げ出すようなこと考えない方がいいよ。どうせ無理だし、逃がす気ないし。」
鬱夜の思考が停止する。
(逃がす気ないって、こいつ、はなっからそのつもりでこの体制か!)
「大丈夫。傷つけないよう頑張るからね俺。だから、今気持ち良くしてあげるね。母さんにも、気持ち良く寝かせてあげなさいって言われたからさ。」
「まて!そのセリフはそう言う風に言ったんじゃあないと思うぞ!そっとしといてあげろって意味じゃあないのか!?」
「ん?でも、気持ち良くするのには変わりないしね。」
(バカだ!こいつ、バカだ。バカ以前の話だ!)
横腹を撫でていた手がゆっくりと胸の辺りまで登ってきた。
「ヒッ!」
思わず身構えてしまう。
「可愛い反応。」
語尾にハートが着いていたような気がする。
さらに登ってきた手が胸の突起にふれ、弄くってきた。
「あ、はあ。や、やめ…。ふ、あん。」
鬱夜の可愛い乳首を押したり、つまんだりしながら反応を楽しむ連は左手も乳首を弄くり始める。
「ちょ、や、やめろ…って。へん…な、感じす、る、か、らああ…ぁふうん。」
「ふふ。あれ〜?兄さん、嫌だと言っときながらやらしい声、でてるよ?なんでかな〜?」
イタズラに連がくすくす笑う。くすくすと笑う連に鬱夜はビクビクしてしまい、鬱夜自身の中心が熱くなるのを感じる。
「っあ〜。わかった!下も触って欲しいの?」
連の右手が鬱夜のズボンを下げ、パンツの上から包むように鬱夜のモノに優しく触れる。
ビクッ!
触れた瞬間に反応したのをみて、連はパンツの中に侵入し鬱夜のモノをこねはじめる。
「や、め。ど…こ、触って。ふうん。あっや、やめ。れ……ん。もぅやめっあんっ「ふふ。兄さんのここ、濡れてる。」」
「な……ん、で?」
ふふと連がまた笑う。
(なんで、こんなことに!?)
「れ……ん。いいか…はぁん。あっ…。っちょ、や、んん。もう……ダメ。いい加減に…ぁんあっ。たすけ……って。れん。」
「ダーメ!」
助けを求める鬱夜を拒否した連は、鬱夜の茎への刺激をより強くした。
「だめ。もう……なんか…はっあっん。や、な…んか………でる。でる…から!」
「いきたい?ふふふ。イイよ、いって?兄さん……イけよ。」
「ふ。あっんん!ああぁん………はあぁ!や、や、イっイく、イく!イクーー‼︎………。ッああああぁぁぁーー‼︎」
……くて……。
「兄さんいっぱいでたね。あれ、兄さん?寝ちゃった?まあ、いいか。」
初めて味わう刺激が強すぎたのか、鬱夜は自身の欲を吐き出し、気を失ってしまった。
(な、んで?連。)
深い深い夢の世界へと鬱夜はまた、沈んで行った。
「兄さんのこういうところが、無防備なんだよね。」
はてて気を失っている鬱夜の上に連もそっと重なり、瞼を閉じて鬱夜の匂いを楽しみながら、こちらも夢の世界へと沈んで行った。
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