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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
方法
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「先輩が体育の時間の時に、勝手に席をさぐりました。少しでも先輩のことが知りたくて、駄目元であさっていたら、カバンの中にケータイがあったんです。」
鬱夜はものすごい衝撃を受けた。
(ストーカーの域に達しているぞこれ…。)
「え?でもまって。仮に俺のケータイ見つけたとしてもパスコードついてるぞ俺。」
疑問に思った鬱夜は思わず質問した。
「はい。確かについていました。何回かチャレンジしましたが、全くわかりませんでした。なので、先輩のケータイは諦めて、他の人のケータイを探しました。」
「それで、誰のケータイからメルアドみつけたんだ?」
「はい。…紅咲先輩のケータイからメルアドを見ました。見つけるまでは時間かかりませんでした。だって先輩の次に紅咲先輩のところだったんで。紅咲先輩は先輩とは違い、ケータイにパスコードつけていなかったんです。なので、これはラッキーだと思い、先輩のメルアドだけ私のところに登録しました。」
(あいつのせいかよ。ってか今時パスコードつけてないなんてあるのかよ。)
心底鬱夜は紅咲に対して呆れてしまった。
「やっぱり引きましたよね?ストーカーみたいなことしてますし…。いえ、ストーカーですよね。」
それ以上返す言葉がなくて黙ってしまう。さらに、鬱夜の頭の中ではどうしたらいいのかわからなくなってしまっていた。
「…あれ、帰り?兄さ……。」
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