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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
まあ、いいかあ。
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紅咲side
最近、帰りに高本が鬱夜の所によってるのが気になる。俺は今まで鬱夜とほぼ毎日帰ってたけど、しばらく様子見た方がいいか。…と言っても、何もないだろうけど、念には念を。
なんか、いつもよりあいつら暗い雰囲気だ。何があった?いや、後で鬱夜に聞いたら大丈夫か…。
そんで、しばらく歩いていたら前から連が歩いて来てることに気付いた。この二人を見たら機嫌悪くなりそうだな〜。
「なんでこいつが兄さんと帰ってるの?説明して?」
ほらみろ、ややこしくなりそうだ。
「まあまあ、いいじゃんか連。やましいことしてないんだからさ!」
うわっ、睨まれた〜。なぜにこいつは鬱夜のことになるとこんなにキレやすくなるんだよ。俺泣くよ?
「大丈夫。ちゃんと鬱夜と高本は見張ってたし、鬱夜自身も付き合うことなんて考えてない。そうさせないためにも俺がいる。」
気づけ!頼むから今は流せ!鬱夜を見張るために俺はいるけど、後でそのうち話するから今はひけ!頼む連、ひいてくれ〜!なんて、心の中で思ってるだけだけど…。
「ふ〜ん。なら、ま、いいか。今回だけね。」
助かった〜。お前が出てきたら、相手に与えるダメージでかすぎるんだよ!あー怖え。
で、それから無理やり連の買い物に付き合わされるわ、荷物持たされるわでさんざんだった。
そしてその晩、連からメールが来た。
件名:なし
本文:今日のこと説明してもらいま
すから。兄さんと高本な関係
を。あと、弟たちなんとかし
ろよ。 end
恐怖のメールだった。兄弟関係ねえし!
えっと、今は言えない。送信っと!
件名:なし
本文:ならいい、また言って。で
も、なんか腹立つから、兄さ
ん襲う。
はいはい、ほどほどにね。送信っと!
…え?襲う?鬱夜を襲うって書いてなかったか?…鬱夜、ごめん。
もう少し、高本のこと調べたかったんだけどなあ〜限界か。
まあ、いいかあ。あ〜眠い。寝よ。
そして、夢の世界に沈んでいった。メールを送ってから、鬱夜が連によって何をされているか考えずに、それはもう、ぐっすりと。
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