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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
IN紅咲家
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「「鬱兄かえるの?」」
「あぁ。」
「「なんでなんで?」」
「……。」
こいつら盗み聞きしていたのかと思ったんだけどな。
「「ま、言わなくたってドア越しで聞いてたけどね。」」
「あははははは!ひぃ!お、お前ら…くふふ。いいかげんにし、ろ…だめだ、あははははは!」
やっぱりしてたか。
紅咲もそんな笑えるようなことじゃないって。
「連、俺たちに勝てるのかな。ね、風?」
「そうだね、まあ勝ってもらっても困るんだけどね、空?」
はあ。
この双子は連よりも元気有り余ってるのな。
「なあ、空と風。連はその勝負知ってるのか?」
「「知ってるよ〜。」」
だから、体調崩してたのに学校行こうとしたのか?
「「ねね!鬱兄鬱兄!」」
「ん?」
「「キスして!」」
は?
「いや、まて空、風。連に怒られ……る…か、ら……ッ!?」
紅咲が途中で言うのをやめた直後、口に違和感があった。
……柔らかい?
「遅かったか!おいこら空!」
「ずるいよ空!俺もする!」
「しなくていいから2人とも鬱夜から離れろ。」
空は腕を俺の腰に添え、もう片方の手は顎に添え、深いキスをしているらしい。
「…ふん…………はあ…やめ。」
もう、離れないとダメなのに、どれだけ空の胸を押し返してもビクともしない。
「……ん!」
舌が、絡まってきた。
「いい加減に…しろ!こんのあんぽんたん!」
「ッ痛!」
「鬱夜大丈夫か?殴っといたから少し落ち着け。」
「はあはあ。」
ビックリした。まさか急にキスされるとは思わなかったから。
「鬱夜さっさと今日は帰れ。」
紅咲が心配そうな顔で見てくるが特にビックリしただけだった。
「鬱兄〜。」
風が物欲しそうに俺を呼ぶが、紅咲が止めに入っる。
「はいはい、今日はお開き!双子は自室に帰れ帰れ!」
「もっとキスしたいのに。」
「ずるいよ空だけ!」
「柔らかかった〜。」
「ずるい!」
双子は紅咲の言うことを聞いてさっさと自室に戻っていった。
なんだったんだ、嵐の後みたいな感じだ。
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