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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
プレゼント2
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「僕のも開けてみて!」
「あぁ。」
空に急かされもう片方の箱を開ける。
中を見ると、風と同じようなブレスレット程度の輪っか状のアクセサリーが入っていた。
「あ、これも綺麗だな。」
「でしょ!鬱兄に似合うように、黒い革紐で、黒っぽいような赤っぽいような石を使ってみました!」
「へ〜ホントありがとう。」
「「いえいえ!」」
満面な笑みで俺の顔をみている。
「……えっと……?」
「ねえ、鬱兄。」
「それ、ブレスレットじゃないからね?」
びっくりした。急に雰囲気が変わり喋りだしたから。でも、相変わらず顔の微笑みは変わらないのな。
「違うの?」
「「うん。」」
二人して同時に頷かれた。
「これはね、アンクレットだよ。」
「…なにそれ、あん…くれっと?」
「そそ、足につけるアクセサリーだよ。」
そんなのあるんだ。知らなかった。
「必ず左足に付けてね?」
「……なんで?」
「いいから、いいから!」
「なんならさ、鬱兄……。」
「「僕達がつけてあげるよ。」」
は?
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