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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
信じてるから……。
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どっちに行った?
川?公園?それとも海?どっかの店に入ったのかもしれない。
落ち着け。
落ち着け。
連が行きそうなところを考えろ。
どこかの店に入っていたら、地道に探すしかない。あと、川や海は特に思い当たる節がない。なら、残るは公園?
特に思い出とかもないけど、なんとなく本能的に公園に行けと自分に言われている気がする。
公園に向かうために5分くらい走っただろうか。
空はまだ青く雲もないような日だったが、俺の中では霧がかかっているような感じだった。
公園につき、あたりを見回す。
見つけた。
連は思ったより早く見つけることができ、少しホッとする。でも、まだ本題が残っている。
「連!」
「…兄、さん?」
急いで連のところへ駆けていく。
双子とのことは本当に何もないんだからあったことをそのまま言おう。
きっとわかってくれると、信じてるから……。
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