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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
到着
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「じゃあ俺生徒会室行くから。」
「ん。」
「…連どうした?体調でも悪いのか?」
「いや、大丈夫。…兄さん愛してる。」
「唐突だな。」
「ん、バイバイ。」
対面式ということもあり、生徒会室に行くため、校舎の途中で連と別れた。
最後の愛してるってなんなんだよ。
「はーざいます。」
「おう、高城いいところに来た!」
「……?」
生徒会室にかおを見せると真っ先に会長に声をかけられた。
「高城、今日の3年代表の言葉、お前がやってくれ。」
「は?やだ。」
そんな面倒くさいことしたくない。普通にクラスの列に入って寝ときたいし…。あ、でも連が代表の言葉やるんだっけ?じゃあ寝れないか。
「頼むって!お前しかいねえんだよ。」
「やだ。」
絶対嘘だ。
「ジュースおごるから!」
「…2本。」
「っえ……わかった…2本おごるから!」
「了解、引き受けるよ。」
相変わらず俺ってなんだかんだ言って他人に甘いような気がする。
兄弟揃っての代表とか…面倒くせぇ。
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