アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
考え中……。
-
連side
「まあ、狙われたのは生徒会室だけじゃなく、他の場所もあるけど。」
ッチ
後で紅咲に聞こう。初耳すぎて頭追いつけない。
それよりも他の場所が気になる。聞いてどうこうなることではないが、聞いとくに越したことはない。
「俺知らなかった。あとはどこに……?」
「えっとねぇ〜。お前の親衛隊だから教室はもちろん。あとはたしか、男子更衣室と〜会議室……うん。そんなものかな。」
俺は見逃さなかった。カイチョーが喋り終わったときに、秋口の眉が動いたことに。
何か隠したなカイチョー。
「…何か隠してません?カイチョー。」
「なにも?」
相変わらず笑顔で返された。さっきから表情が変わらないから、分かりづらい。
やりづらい。
「吉野、もう…。」
「あぁ、そうだね〜2人ともホームルーム行っていいよぉ〜。後片付けはあとあと!」
まあ、ここで無理やり聞いても口を割ってくれそうにもないから、放課後にしようか。あと、ここで言えないってことは、少なくとも兄さんの前では言いづらい場所なのかもしれない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
87 / 116