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俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
リビングでは?
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「兄さん遅いよ。」
「……別に」
ニコッと笑顔を向けられ思わずそらしてしまう。
そっと近づいてくる連の唇。
「…ん………ふ」
連は手探りで俺の部屋のドアを開けベッドに俺を押し付けた。
倒れる表紙に物がぶつかり「ガゴン、ガタガタ」と物が落ちていったが、そんなの気にしない。
気にする余裕がなかった。
「兄さん愛してる、無事で良かった。」
「あぁ俺もだよ…連、愛してる」
そして深い所まで2人で堕ちていった。
***
ガゴンッガタガタ、ガッ!
その頃のリビングでは……
「あらあら まぁまぁ、ねぇねぇ来栖さん来栖さん。連くんもなかなか良い男の子に育ったわねぇ」
「あぁそうだね。あの子達2人が出会ったのも運命なのだから、これからも仲良くしていって欲しいね。」
「そうねぇ。明日は赤飯かしら?」
「お、良いねぇ。鬱夜くんの歪んだ顔が目に見えるよ。」
「そうね、ふふふ。」
鬱夜と連のことを暖かく見守っていたのであった。
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