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83 入社三年目11月。
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いよいよか…
ギュッと目を瞑る俺の瞼に小宮さんが優しいキスを落としてくれる。
そっと目を開けると優しい小宮さんの笑顔があって…
『大丈夫。』
そう言って手を握ってくれた。
戸棚から出したチューブを指に絞り出し、「力を抜いて…」と耳元で囁かれた。
フゥーっと意識的に息を吐いて力を抜く。
『ひゃぁっ!!』
急に尻の穴に冷たさを感じ、変な声を出して飛び上がってしまった。
『大丈夫だから…ちょっと我慢して…』
なんだか切羽詰まったような小宮さん。
俺も頑張らないとともう一度息を吐く。
『フゥー……んくっ…』
尻の穴に塗り込まれたローションを利用して、少しだけ小宮さんの指が俺の中に滑り込んできた。
『痛くない?』
『ま…まだ大丈夫…です。』
少し驚いただけでまだ大丈夫。
そう自分に言い聞かせる。
その一本の指を何度も出し入れされ、いつの間にか一本丸々咥えていたようだ。
『山崎…一本入ったけど、大丈夫?』
そう聞かれ俺は頷いた。
なんだ、そんなに…
そう思った瞬間に息が詰まった。
『くっ…んっ……』
二本目になると相当キツくなり、痛みも増す。
絶対入んない!!そう思うけど、小宮さんと繋がりたいと耐える。
『いっ…いぁ…』
『痛い?』
心配そうに聞く小宮さんに心配はかけまいと、必死で首を振る。
『ふっ…ふぅ…ん……』
息をしようとするけど、苦しくてうまくできない。
すると急に小宮さんが俺にキスをした。
うまく呼吸ができるようにと息を吹き込んでくれているのか気持ち呼吸が楽になる。
と同時に、体に電気が走った。
小宮さんのキスをうっとり受けている間にうまく滑り込んだ指が俺のどこかに当たった。
『んんっ…あっ…』
俺の飛び跳ね方が異常だったのか小宮さんが焦って唇を離し、俺の甘い声が漏れた。
『どうした?』
『なんか…ビリビリって…体が……』
『前立腺…かな?』
あっ…
それは俺もネット検索したときに見た気がする。
『ココ?』
そう言いながら小宮さんが同じところを引っ掻くように撫でた。
『い…あっ…!!!』
さっきよりも激しいビリビリに俺の体はまた跳ねる。
『気持ちぃの?』
気持ちいいのかな?
よくわからないけど、ビリビリと体に電気が走って…
『うーん…んあっ!!!』
俺が悩んでいるにも関わらず小宮さんがソコを擦った。
なんだか体が甘く痺れる…
あっ…気持ちいいかも…
そう思い始めたら止まらなくて、俺はすごい声を出して喘ぎ出す。
『んあぁ…あ…』
『山崎…すげぇ声。』
『ん…だって…いぁ…』
『気持ちぃんだ…』
耳元で囁かれ背中がゾクリとする。
掠れた小宮さんの声が俺に追い打ちをかける。
『んんっ…ハァ…も…やっ…』
何も考えられなくて、ブンブンと横に頭を振り続ける。
それもあってか俺の頭はボーッとしてフワフワする。
『山崎…三本入ったよ…』
そう言われ、俺は驚く。
なんとまぁ器用な。
俺のいいところを擦りながら、指も増やしていたとは…
『小宮さん…』
小宮さんに腕を伸ばし、早く来て…と誘うように名前を呼ぶ。
小宮さんが無言で頷くと、指を引き抜きゴムを取り出して手早く装着する。
小宮さんが早く欲しいけど怖い。
ドキドキとうるさく鳴る心臓にもうちょっと頑張ってと言い聞かせた。
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