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Prologue.2
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ああ、なぜこんなことになってるんだろう
暗い森の中、俺は身体中を触手にまとわりつかれながら思う
俺が、ユキヤをおいて駆け出したからか?
俺が、魔物を容赦なく斬り殺したからか?
わからない
ただ、触手が身体中を舐めるように這っていくうち、体が熱くなってきて
「あ、はぁっ…!やめろっ…」
「それは、毒ですよ。優様」
名前を呼ばれ目を開くと、そこには見たことのない男
…見覚えはある気がするが、思い出せない
「誰だっ…お前…」
「僕は芦ヶ谷 風鈴(あしがや ふうり)、あなたの部下である、深澤 道哉の幼馴染みですよ」
…確かに、ユキヤの村で、こんなやついたような…
でも、何故
何故俺に毒を…
混乱してる上、身体中を這い回る触手が気持ち悪くて、毒のせいか体も熱くて
「やだっ…離せよっ」
「道哉は来ないのですね。嫌われましたか?」
「んなこと…!」
…ユキヤ
ユキヤは来てくれないだろう
俺は見捨てられたし、俺も逃げた
「ユキ…ヤ…」
でも、それでも俺は
「あ…はぁっ…ユキヤ…!」
触手が俺の性器を扱く
怖くて、でも、気持ちよくて
俺は精を放った
「はぁ…はぁ…ユキヤ…助け」
目の前の男がにやにや笑ってる
放ったというのに触手はまったく離れない
むしろ俺に絡み付く
体は快楽にとろけてて、力がでない
逃げられない…
俺は意識を失った
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