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幸せ 月埜
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思えば皆と一緒に帰ったり、灰崎君の暴走を止めたり、緑間君のラッキーアイテムを探したり、紫原君のお菓子買いに付き合わされたり、黄瀬君から1on1頼まれたり、青峰君の好きな写真集買いに強制連行されたり、黒子君と一緒に図書館に行って同じシリーズの本で盛り上がったり、赤司君からは練習の事で相談されたり…
その時の僕は皆が大好きだった。
ただ他愛もない話で盛り上がったりして凄く楽しかった。
けどあの日を境に皆、僕を敵視するようになった。
少しだけでも皆とバスケ出来て幸せだったよ。
色々思い出している内に屋上に着いた。
ガチャ…
少し重い扉を開けた。
そこには赤、青、黄色、緑、水色、紫と綺麗な色が見えた。
ねぇ…何で皆、今にも泣きそうな顔してるの?
赤「…月埜…」
僕と話すの嫌なんじゃないの?
珀「…赤司…く…」
グニャッと歪む世界
赤「月埜!!!?」
赤司君のビックリした顔を最後に、
僕は意識を飛ばした。
皆、ありがとう。
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