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大切な仲間 赤司
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僕は月埜が傷付けられても何とも思わなかった。
むしろ自業自得だと思っていた。
黒子は僕に何回も月埜の事を言いに来た。
月埜が悪い。月埜が僕達を裏切った。
そう何回も黒子に言っていた。
ある日屋上にいたら灰崎から動画付きのメールが送られてきた。
一斉送信してる。
動画が気になったから最初に動画を見た。
動画を見て僕は唖然とした。
月埜は僕達を裏切っていなかった。
すぐキセキの皆に屋上に来るようメールした。
2分後皆集まった。
チャイムが鳴り響く。
全員口を閉じたまま何も喋ろうとしない。
僕が口を開いて喋ろうとした瞬間、屋上のドアが開く音がして見たら、そこには…
ぼろぼろにされた月埜がいた。
目には光が無く、絶望しきった顔だった。
赤「…月埜…」
僕は月埜の元へ駆け寄った。
珀「…赤司…く…」
グラッと月埜の体が揺れた。
赤「月埜!!!?」
月埜が倒れた。
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