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朝のお誘い
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「行ってきます」
そう家族に声を掛けて玄関を出た橘真琴は、外の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
それからある場所を目指して歩き出す。
現れた階段を長い足でヒョイヒョイと上がっていく。
そこには、家が一軒。
真琴はいつもの事だと、裏口のドアを開ける。
「おはよう。…ハル~?」
こうして挨拶に返事がないのも、勝手知ったる幼馴染みの家だと上がり込むのも日課となっている。
「ハル。やっぱりここに居た」
迷うことなく浴室を覗くと、そこには水着を身につけた幼馴染みが水風呂に満足そうに浸かっていた。
但し、真琴以外には表情は読み取れないだろうが。
「おはよ、ハル!」
甘ったるい声になってしまうのは仕方ない。
真琴はこの幼馴染み、七瀬遙の事が好きで堪らない存在だからだ。
「…はよ」
無表情でいつでも冷静な遙。
けれど、真琴には分かる。
「まだ入っていたいんだろうけど、ハル。遅刻しちゃうよ?」
そう言いながら手を伸ばしてやると、仕方なさそうに握り返してきた。
細く繊細な指先が自分の指に絡む。
真琴は心臓が高鳴った。
平静を装うのも最近は辛い。
真琴は穏やかな性格と優しい顔立ちをしているので、周りの友人からもそうは見られないが一応思春期真っ只中の男子だ。
エッチな興味も有れば、知識も持ち合わせている。
だから好きな相手が目の前で上半身裸なら、尚更意識してしまう。
ああっ、ハル~!ち、乳首が…!
目が勝手に遙の乳首へと吸い寄せられる。
捏ねて、舐めて、吸ったりしたらハルはどんな顔して、声を出すんだろ?
妄想に浸っていたらしい。
「おい…、おいっ!真琴?」
「うわぁっ!?」
自分を呼ぶ声に慌てて視線を向けると、遙が訝しげに此方を見ていた。
「どうしたんだ?」
「いや…、別に!」
そういいつつ乳首に視線が向く。
ドキドキしている真琴にお構い無しで、遙が水着を脱ぎに掛かった。
「お、俺…トイレ!」
慌ててトイレに駆け込んだ。
「はぁっはぁっ…はっ、ハルッ」
カチャカチャとベルトを外して中から半分勃ち上がったぺニスを取り出す。
ぶるんっ
体に見合った大きさの立派な物だ。
先走りが溢れている。
俺、ハルの乳首見て想像だけでこんなに…!?
何度か夜、おかずにしたことはあっても、まさか本人目の前にして盛ってしまうなんて思いもせず。
それだけ遙への気持ちが大きくなってきたと実感した。
「ハル、ハル、ハルッ、遙!」
自分のぺニスを掌で包み、上下に扱く。
溢れる先走りを亀頭から竿全体に塗り込めていく。
ニチュニチュニチュニチュッ、ニチャニチャニチャニチャ…
下の腫れた玉もブルブルとしてくるのを感じた。
射精が近い証拠だ。
真琴はラストスパートに向けて、手の動きを速めていった。
クチュクチュクチュクチュ、ニチュニチュニチュニチュ
「あっ、あっ、あっ、ハルッ、ハルッ、イクよ!」
ドクンッ
玉が痙攣した。
そこから尿道を通って勢いよくぺニスが跳ね、精液が出口を目指して掛け上がる。
ビックンビックンと跳ねた。
「イクぅ…!」
ぱくぱくする尿道口から精液が溢れ出る瞬間に、ヤバイと真琴は我に返る。
慌ててトイレットペーパーを押しつける。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…危なかった~…」
真琴は息を整えると、トイレットペーパーですっかり落ち着いたぺニスを綺麗に拭った。
「ゴメンよ~ハル~っ…」
乳首があまりにも魅力的だったから仕方ない。
「…でも」
鈍い遙の事だ。勃起しかけていても、あのまま素知らぬ顔で居たら良かったのでは、と気がつく。
「そしたら、ハルのカワイイお尻が堂々と見れたんじゃぁ…?」
後悔する真琴だった。
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