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車を駐車して、雅斗さんと手を繋がれたまま部屋に入る。玄関に入って、靴を脱ぐ前に雅斗さんの唇が重ねられた。
「んっ……ふ、ぅ……」
あまりに突然で、薄らと開かれた口に舌が入り込んで、絡まれる。水音が聞こえて、頬が赤くなるのを感じる。
少ししてゆっくりと、唇が離れていく。
「……っ、ごめん、止められなさそうだから、嫌なら……」
「ううん……しよ?」
久しぶりで不安も無くはないけど、それで安心がもっと大きくなるような気がした。
靴を脱いで、上着を廊下に脱ぎ捨てて廊下を進んでいく。昨晩は別々で眠っていたせいか、少しだけ懐かしく感じるような寝室に入る。
ベットに雪崩れ込んで、互いの服を脱がしベットの下に落とされていく。
互いに身に付けているのは下着だけ。
互いの中心はすっかり上を向いて下着を持ち上げている。
「んんっ……あ、」
雅斗さんの唇が離れて、顎に首にと少しづつ下に降りていく。雅斗さんの大きな手でそれを包まれ、上下に擦られるあっという間に、精を放ってしまった。
「は、ぁ……はぁ……」
射精直後の怠惰感で、体が急に重くなった。乱れた息を肩で整えながら、雅斗さんと目が合う。
「ぁ」
その目を反らす事は出来ない。雅斗さんの目は欲情しているのが分かる。同時に、その目に映る私のそれも同じ。
どちらからともなく、唇を合わせる。雅斗さんの指で奥に触れた。精液で濡れた指がつぷり、と中に侵入してくる。
「あ、…ぁぁ…ん」
指が中で動かされる度に、体がびくっ、と震えて声が漏れる。じっくりと時間をかけて後ろは解かされていき、指の数も増やされていく。
慣れないその感覚に違和感を感じるが、中で指が擦られる度に、体が快楽を小さくとも拾い集める。
「はるか……」
名前を呼ばれるだけでも体は熱くなり、前はとろとろ、と先走りを溢れさせていた。
「まさ、とさん……っ、もう」
いれて……
言い終わる前に雅斗さんに口を塞がれ、熱いものが宛がわれるのがわかった。
「あっ……あぁ……!!」
ぐっ、と腰が進められて、指とは比べ物にならない質量のそれが、中を抉るように入り込んでくる。
嬉しさで、一滴が目から流れた。
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