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眩しくて、目が覚めた。
ベット脇の置き時計は、当に8時を過ぎていた。平日の今日、もう雅斗さんは仕事に行ったのだろう。
起き上がると、体が汗のせいでべたべたしていた。頭痛はほとんど残っていないし、怠くもない。
シャワー、浴びよう。
ベットから降りると、紙が置いてあるのに気付いた。
【熱が下がっても、今日は寝てること。
仕事は駄目。熱がまだあって辛いようだったら、温かくして病院に行くこと。
何かあったらすぐ連絡して。 雅斗】
几帳面に、置き手紙をしてくれたらしい。うれしい。
シャワーに入る前に、念のため熱を測ったところ、平熱まで下がっていた。
【To:雅斗さん
From:悠
熱下がりました。看病ありがとう】
雅斗さんにメールを送ってシャワーを浴びて、また布団に潜り込んだ。
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