アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
77 #
-
急激に背筋が冷たくなるような気がした。
「あ、……あう……」
恥ずかしくて、絶望的で。
雅斗さんの声が聞こえない。話してないのかもしれないけど、早く何かを言ってほしい。
そのとき、雅斗さんから聞こえた言葉に、私は驚いた。
『……気持ちいいの?』
「え……?」
『バレるかもしれないって、興奮した?』
「っ、……う、ん」
またゆっくりと、まだ達していない逸物に手を伸ばす。つ、と触れるだけで、腰が大きく上下する。
『触るのだめ』
「えっ」
まるで見られているかのように、その言葉を言われ、手がぴたり、と止まった。
『まだ駄目』
「う、……うん……っ」
もやもやとした何かを早く出してしまいたい。体が熱い。はやく。
『早くイキたい?』
「うん……うん」
『胸の触って』
雅斗さんの言葉の通り、無意識に手はゆっくりと胸の飾りに触れる。かすっただけで、体はびくっ、と反応した。
「ん……や、あ……」
『ちゃんと摘まんで』
「う、……あっ」
変だ。自分で触っているだけなのに、体が可笑しいくらい反応してしまう。傍に雅斗さんがいるような感覚になる。
『気持ちいい?』
「はぁっ……はや、くっ……んっ」
腰が揺れ、布団に擦り付けるようにして、声が漏れる。
恥ずかしいけど、早く……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
94 / 948