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スマートフォンのスピーカーの向こうで、雅斗さんの声がする。
それだけで興奮した。
「んっ……んん、」
雅斗さんから直接自身を触ることを、言われない。
触りたくて触りたくて、腰が揺れ、布団に擦り、それだけで声が漏れる。
『悠、イキたい?』
「っ、うん……うんっ」
『じゃあ、ズボン脱いで』
雅斗さんの言う通り、スウェットを脱ぎベットの下に落とした。
『お尻の穴、自分で弄ってごらん』
「えっ、……」
『ほら、』
「ん、……ひゃ……ぁ」
指を自分の唾液で濡らし脚を広げ、穴に指を這わせて、ツプリ、と指を入れた。
「んっ……」
自分でするのに違和感を感じるが、快感と興味には勝てなかった。
一本の指を入れて、ゆっくりと出し入れを繰り返してみる。異物の侵入に変な感覚を感じながら、中で指を曲げてみれば腰が揺れた。
「あっ……ぁ、あ……ん」
声が漏れる度に完全に立ち上がったそれは、ぴくぴく、と揺れ、先走りを溢していく。
イキたい。はやく。
指で届かないもっと奥が熱を求めている。
『指を増やして』
「んっ……あぁっ……!!」
2本目を入れた瞬間、中で爪がかすって、果ててしまった。
びくびく、と体が痙攣し、精を吐き出し腹を汚した。
「はぁ……は、ぁ……」
「気持ちよかった?」
『気持ちよかった?』
・・・・・・
二重になって雅斗さんの声がした。
「──え?」
振り替えれば、スマートフォンを耳に当て、微笑む雅斗さんがそこにいた。
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