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状況が、よく分からなかった。
雅斗さんがいる。2週間の転勤でまだ十日目、帰ってくるはずのない雅斗さんが。
「な……んで?」
「ただいま、悠」
微笑みながら、雅斗さんがベッドに乗り上げてくる。
ちゅう、と十日ぶりのぬくもりが唇に落とされ、はっ、と我に返った。
雅斗さんだ……!!
嬉しいという感情と共に、羞恥が一気に襲い、顔に熱が集まった。
「あ、……うぁ……」
「はは、真っ赤」
私はズボンを履いていなくて、腹は自分の白濁で汚れている。
私のものは、まだ足りないと言うように立ち上がり始めていた。
「可愛いかったよ、ひとりでやって感じている声が」
「う……っんあ!」
ぎゅ、と握られた。
射精したばかりのせいで、一層敏感になっていて、握られただけで腰が揺れ、声があがる。
「だから、御褒美」
雅斗さんの手で上下にしごかれ、また達する手前まで来て、声をあげた。
「まっ……て……あっ……んん、まさとさ……」
「ん?」
「お、くが、……熱い……いれ、て……あっ」
自分で弄っていた穴の中が疼く。奥が、熱くて仕方がない。
雅斗さんのが、ほしい。どうにか、して。
欲しくて欲しくて、雅斗さんに向けて脚を広げ、指で穴を拡げた。
はやく、ほしい。
雅斗さんが、息を飲むのがわかった。
「雅斗さん……──ぁあっ!!!」
上着を脱いだ雅斗さんは、私をベッドに押し倒して、ずぶずぶ、と雅斗さんの逸物が一気に射れられた。
びゅくっ、と同時に射精し、それでも雅斗さんはそのまま腰を動かした。
「あっ……あぁ、……まさとさんっ」
首に手を回し体を密着させれば、更に奥が深く抉られるように侵入していくのがわかった。
「はるかっ……」
「あっあっ、……あんっ……まさとさんっ、ひゃあ……!!」
何度目かの射精。
それでもまだ足りないと、腰が揺れる。声が体が雅斗さんを求める。
なにかが、頭の中で切れたような音がした。
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