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番外 雅斗さんの御噺10
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それから、俺は男同士のsexについて、調べた。
知識としては無くはないが、やはり当人としては、不安がある。
「……」
インターネットで、ゲイビを観たが、正直ショックが大きい。
入れられる方は、しっかり慣らしてからではないと、やはり痛いらしい。
とにかく、なるべく痛くないようにする方法を、色々と調べた。
いつでも出来るようにと、ゴムやらローションやらも、通販でちゃっかりと買った。
そんな準備をしている俺を知ってか知らずか、ある日悠は俺の元を尋ねた。
通う大学からさほど遠くもない、マンションで、兄たちが張り切って普通の大学生が借りるには少し高いと言える部屋を借りていた。
悠の作った夕食を食べ、することもなく、午後を過ごす。
なんとなく、悠が緊張しているようだったのは、気付いていた。
ソファーに並んで座り、テレビを見ていれば、悠の手が俺の手に重なり、驚いて悠を見る。
悠は、頬を紅潮させ、俺を見ていた。
思わず、唇を重ねた。
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