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高嶺の 7 ※エロ有
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ゆっくり中から抜くと、菊池が足を押さえていた俺の手を平手打ちした。
思わず俺は菊池の足から手を離す
その瞬間素早く俺から離れる菊池
「…っ」
「き、菊池…?」
「もうやだ…っ、ヒック、西くんなんて大っ嫌い!」
「えぇ~!!」
菊池は部屋の端っこまで這っていくと、さっき俺が脱がせたズボンやシャツをつかみ、体を隠した
「嫌い…嫌い嫌い!」
「え、ごめん…でもお前こういうの慣れてるんじゃ…」
「慣れてるわけないだろ!」
「え!?」
耳を疑った。
慣れてるわけない?どういうことだ?
噂じゃ毎夜毎夜部屋に男を連れ込んではセックスしまくってるって…
「どういうことだよ!」
「どうもこうも…っ、ぅ、西くんも…噂信じてるんだね…ヒック…ぅ」
「お、おい泣くなって…」
女のように泣く菊池を前に、どうしたらいいのかわからない。
でもやっぱり、泣き顔さえかわいいと感じてしまう。
それほど菊池は可愛い顔をしてるのだ
どう考えても噂は本当のことにしか思えなかった
「あんなの噂だよ…!僕は…女とも男とヤったことなんてないよぉ…うぅヒック、」
そう言ってまた泣き出してしまう菊池
「なんでみんな…そんなこと言うのさぁぁ…ぁぁっ、向こうが勝手に寄ってくるだけだよぉぉォ…ウゥヒック…」
、、、待てよ。こいつは遊び人でもゲイでもない…ということは…
俺、とんでもないことした!?!?!?
「ま、まて菊池」
「ヒック…なに…ぅ」
「お前もしかして…今のが…初めて…?」
恐る恐る菊池に問う。
あーどうか違うと言ってくれ神様!
マジで!本気で!
『本気』と書いて『マジ』と読むやつだよ!
俺の願いも虚しく、菊池は服に顔を埋めながらゆっくり頷いた
マジかぁぁぁぁ…
「ご、ごめん!!!マジごめん!!」
思わず土下座をする。
勢いをつけすぎて床に額を強打してしまったが今は痛みなんて感じなかった
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