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変わらない温もり2 (ツナ+ランボ)
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まだ暗く静まり返っている時刻
いつもは起きているはずのないランボがツナの部屋にやって来た
大きく重い扉を開けたランボの目には涙が溜まっていた
「つなぁー…」
「ん…ランボ?どうした?」
ランボの声にツナは目を覚ます
「うっ…ひっく」
「怖い夢でも見た?」
ぐすぐすと泣きながらコクンと頷いた
「そっか、ほらもう泣かない!今日は一緒に寝たあげるから、な?」
そう言って優しく笑いかけたツナはランボを自分のベッドの中に招き入れた
しばらくたつと2人の規則的な寝息が聞こえてくる
「ふわぁぁ~…」
大きなあくびをして目を覚ましたランボは昨日あった隣の温もりがないことに気づいた
「…昔はおれのほうが早く起きてたのにな」
まだ少しだけツナの温もりが残るシーツに手を当てる
「でもツナの隣が落ち着くのは昔から変わらないや」
そう言うとランボはもう一度寝ようと目を閉じた
^END^
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