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ケツ…いや、腰いてぇ。
あれから
なおにぃたちが大学から帰ってきて
いつも通り俺が痛い腰を隠しながら夕食を作り、食べて、寝た。
で目を覚ますとこの痛み。
昨日の行為が嘘や夢じゃないことを
しみじみと思い知らされた。
「学校に行くのがめんどくさいな…」
そんなこと言っても
現実は変わるはずもなく
重い腰を上げてリビングに降りた。
「おせーぞ紗義
はやく飯にしろー!」
「あーもう!はいはい」
いてててて…
千晶の横暴さはどうしようもないな…
「腰抑えてどーした、女とヤりすぎたかー?w」
「…あーまーそんなとこ。」
なんて言い訳すればいいのかわからず
言われたことをそのまま肯定した。
「は?お前まじで言ってんの?」
いや
あなたが先に言ってきたんですよー笑
「なお!希!」
「どうした、そんなに大きい声を出して」
「千晶…うるさい」
「紗義に…彼女ができた…」
「「え…」」
ごめんなさい。
そんなに驚いた顔しないで
どんだけ彼女できないと思われてんだよ。
悲しくなるわ…
「何年何組だ!」
「いや、俺昨日入学式だったんですけど」
「じゃあ、どこのアバズレ女だ!」
知り合う機会もねぇよ!
「もしかして…男…」
「希!それだ!」
「そうなのか?!紗義!!」
「あーーーーもーーーーー!
うるさい!とにかく飯食え!
俺はもう学校行くからな。」
急いで朝食を作り
逃げるように家を出た。
「これは非常事態だ。」
3人がそんなこと言ってるとも知らずに。
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