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修の葛藤。
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だぁっ、て図書館に走り込んで、隅っこの方の机に突っ伏す。
後で司書の先生に怒られるかも。
だけど。
うぅ、思わず逃げて来ちゃった…………。
京、きっと変な風に思ったよね。
明日、顔合わせにくいなぁ。
でも、あんな事して、寝ぼけてて覚えてないなんて、どう接して良いか分かんないし…………。
京の普段は見ない無防備な寝顔とか、キスした後にふぅ、って息を吐いた時の顔とか、にこぉ、てこっち見て笑った時の顔とか、さっき覗き込んできた顔とか。
何なのあれ?
もうあの格好良さは罪だと思う!
うわあぁぁぁぁまた思い出しちゃった!
思い出したらまた顔が熱い。
絶対今顔赤い。
明日には収まってると良いなぁ。
こんなんじゃほんとに顔合わせられない。
「あれ、修くん?」
突然声を掛けられてびっくりした。
え?
何、今の全部見られてたの?!
急いで振り返ると、
「あ、柚実ちゃん先輩」
本を抱えた柚実ちゃん先輩が立っていた。
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