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鈍感!
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もぉーっ、京の馬鹿!
そりゃさ?
京は変わんないだろうとは思ってたけどさ?
それにしたって、ちょっとはこう、何て言うか……お砂糖入れても良いじゃん。
学校で京に会うの楽しみにしてたのに。
「もぉーっ!」
「あ? どうした?」
一人でぷんすかしてたら、琉已くんに捕まった。
「京が酷い!」
「はぁ? ……ん? ほほーぅ? 腐キタコレうぇい」
「うぇ?」
頭のネジ飛んでったのかな……探してあげないと!
「ふっふっふ、そうかくっついたか素晴らしい。これで俺の日常は安泰だな」
「琉已くんほんと大丈夫?!」
こ、怖い!
「あ、いや気にしたら死ぬぞ」
「死ぬの?!」
「ま、気にすんな。で、どしたって?」
何か釈然としない…………。
「京が変わんない!」
「えーと、簡潔に訳すと、“折角付き合うことになったのに反応が今までと同じでちょっと寂しい”」
「すごいね」
エスパー?
良いなぁー。
「よし、んじゃ今日は四人で昼ご飯食うか!」
「え?」
「まぁ、大丈夫。んじゃ後でー」
すたすたと向こうに行っちゃった。
…………あれ?
四人?
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