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「え?佐藤くん?うわぁ、かっこいい」
「超可愛い!!」
佐藤くんはその声の主の方を向くと ニコッと笑った あ 今の絶対作り笑いだ
佐藤くんは作り笑いをするとき 笑う前に一回右下を見る。本人は気づいてないんだろうけど
ちなみに嘘をつくときは
髪を耳にかける。
あの時もそうだった
『佐藤くん俺をバカにしてんだろ』
『えっ、いや別に、お化けが怖いからって、バカには…ww』
あの時も髪を耳にかけた
「きゃぁぁぁ!!」
まぁ 作り笑いでも女子は喜ぶんだけどな
誰かが問いかけた
「佐藤くんってどんな人がタイプなの?」
「あ 俺ですか?えっとですね、俺はー…」
佐藤くんは俺をチラッと見て答える
「黒髪で、よくスマホとかゲームとかしてて、可愛くて、お化けとか苦手で
何だかんだ言って俺のことが好きな人ですかね…?」
どこかの女子が小声で言う
「やっば…私かも」
「えっ?ありえないっしょ」
「けど私黒髪だし スマホとかでよくLINEするし、パーティゲーム大好きだし 可愛いし お化けとか怖いし 佐藤くんのこと大好きだし…」
「えー、マジィ?」
いや 俺だよ……!
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