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タクシーを呼びました
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立てねぇな… てかここ何処だよ。
近くにいい感じの手すりがあったから、それに掴まりながらヨロヨロと歩く。
外に行くと 真っ暗だった。忘れてた、と携帯を見ると時間は22時。
何処だかわかんねぇし歩けねぇから タクシー使うか
と思って電話でタクシーを呼ぶ。
目印があったからそれを伝えると
タクシーは数分でついた。
「~~までお願いします。」
タクシーの中は静かで 落ち着く。眠い。寝たい。
のに、駄目だ。佐藤くんのこと考えちゃう。
最悪だ。自分から振ったくせに嫌だとか 自分勝手すぎだ。
「お客さん、つきましたよー。…大丈夫ですか?」
「あ、だいじょーぶです…お金、いくらですか?」
んー…ねむいー。
「1900円です」
「あ、じゃぁ2000円で」
「はい、100円のお釣りです」
「ありがとぉございます…」
タクシーから降りると
足が使い物にならなくて
その場に座り込んだ。
「大丈夫ですか!?」
「あ、だいじょーぶですよ、ほんと、もう、」
「怪我だらけじゃないですか!!救急車!!」
「ほんとだいじょーぶですんで!じゃぁ、肩かしてもらえますか?」
「あ、はいっ!!」
タクシーの運転手に肩をかしてもらい 俺は家に入っていった。
腐女子諸君。この後別にタクシーの運転手と何もなかったからな。
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