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バカにしてません
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「佐藤くん用事あるって言ったじゃん!!嘘つきぃ!!」
ホントだよ。嘘つきと言うよりただの馬鹿だろ。
「いいじゃんー、こんな先輩より私たちといる方が楽しいって~」
こんな?こんなってどんなだよ。バカにすんじゃねぇ。君たちの大好きな佐藤くんの恋人ぞ?
「え?先輩より楽しい人この世にいるの?」
おい、晴輝の常識がおかしくなってるぞ。俺のせい?俺のせいじゃないよね?違うよね?
「はぁ…」
ため息をつく。
「何ため息ついてんの?バカにしてんの?」
いや聞こえてたのか。てかため息くらいいいじゃんかケチくせぇ。しかもさっきテメェ等俺のことバカにしたじゃねぇかよばーかばーか。
「先輩ぃ…ちょっと待っててくれません?すぐ終わるから」
離れて待つこと数分
「せんぱーい!!お待たせしましたぁ!!行きましょ!!」
すごいキラキラな笑顔で戻ってきた。
そのすぐ後、さっきのカラオケるの人たちは俺を睨んでいたことを 俺は一生忘れない。
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