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許しをください
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佐藤家の鍵を開け 中にはいる。
二階に上がり晴輝の部屋をノックする。
「晴輝?俺だけど、入るぞ?」
「…………………………」
晴輝はベッドにあぐらをかいてそっぽを向いていた。
「怒ってる?…よな
俺さ 友達とかいねーしさ
恋人とかホント二次元以外でできたことねーし
接し方とかよくわかんないんだけど、晴輝だけは大事にしたいんだよ、特別なんだよ。
俺、お前の家族大好きなんだ、優しくて、明るくて、強くて、あったかくて…
だから もっと仲良くしたい、もっとよく知りたい。
それに仲良くしたら
晴輝ともっと近づけた気がするじゃん…
だから、許してくれよ…
お前が そんな態度だと
寂しい…。」
晴輝の背中に 軽く抱きついた。
声が震えてたとか 小さかったとか 今は無しな。
ヘタレでチキンな俺が
勇気を出してここまでやったんだ。誉めてほしいぐらいだ。
「先輩…」
「これじゃ、駄目か?」
「許しますよ、すいません。俺もからかいすぎました。」
こうして俺は許しをもらった。
百合子さんに何て言われたかって?
あんま具体的なことは言われてねーけど
「とりあえず、めっちゃ甘えなさい」
と一言言われた
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