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そう言うと、片山は黙って見てみぬふりをしている西城に声をかけた。
「さいきっちゃん、黙って見てないでさっさと体に教え込んでよ」
「………」
のそり、と西城が動き、暁のものを掴んだ。
「ひゃうっ!?や、だめ、触っちゃ…触らないでぇ!」
自分以外の手に触られた事に驚き、暁は腰をビクッと浮かせた。
上下に動かされたり裏筋を指で撫でられているうちに、それはどんどん膨らんでいった。
「ふぁっ…あ、んぅっ…やだぁ…」
「わーくらもっちゃんエロい顔~涙目にほほ染め、止めには舌をチラ見せ。どこのAV女優?」
笑いながら片山は録画し続けた。
暁が顔を背けようとすると、片山に止められた。
「駄目だって。こんなにイイ顔を撮らないでどうすんのさ」
「ゃ…やだ、恥ず、かしい…あっ、やあぁぁっ!」
カリッと西城が先端を軽く引っ掻いた。
腰が痺れるような感覚に暁はたまらずに声を出した。
グニグニと先を弄られながら先ほどよりも激しく自身を上下に扱われ、目の前が真っ白になった。
「あぁぁっ!それ、やだ!やだぁ!ひっ、んぁあ!」
「やだじゃなくて、気持ちいいんでしょ?」
「あっ、やっ、何か、くるっ…感じっ…ひ、やぁぁああっ!!」
ビクビクと痙攣しながら、暁は果てた。
暁の出したものは全て西城の手に収まった。
「はい、イキ顔ばっちり~」
「…ぁ、はぁ、はぁっ…」
「どう?これでやりかた分かった?山っちゃんの気まぐれで、たまにこういうことを目の前で、一人で、シてもらうからね~」
おやすみ~とひらひらと手を振りながら、片山は部屋を出て行った。
西城はというと、手にかかった暁のそれを見つめていた。
「…さいき、くん?」
先ほどまでの情事のせいか、暁の声に艶っぽさがあった。
トロンとした半開きの目と口、涙目、熱い吐息、色気全開の表情をした暁を見た西城は相変わらず無表情だった。
無表情だが、いつまでも暁の上から退こうとしなかった。
「…だ…」
「え…?」
「…まだ、終わっていない」
そう言った途端、西城は暁の服を脱がした。
突然の出来事と手を縛られていることもあり、暁は咄嗟の対応が出来なかった。
「いじめてやるよ、お前を」
あれほどまでに無表情だった西城が、獲物を狩る獣の目をしていた。
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