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またデート
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あの子可愛い、という女の声がする。
隣にいるヤツ彼氏か?釣り合わねーという男の声がする。
だがそんなことは関係ない。
俺は日向とデート中だから。
昨日も散々変な玩具で焦らされたあと何回も犯されるというレイプみたいなことをされたわけで、腰はとても痛い。
だが日向がカフェオレが飲みたいというのだ、仕方が無い、外へ出るしかないだろう?
喫茶店のテラス席で2人で無言でカフェオレを飲む。
別に喧嘩しているわけではなく、こんな沈黙も愛おしいと思うのだから俺も重症だ。
日向は夢中になってカフェオレを飲んでいる。
1番でかいやつを頼んだので飲んでいる姿がまるででかいどんぐりを持ったリスのようである。
愛らしい。
そう思っているのは俺だけではないらしくチラチラと周りも日向のことを見る。
そしてあの子可愛い、などと言っているのだ。
日向が可愛いなんて当たり前だ、もっと褒めろ。
自分のことのように誇らしくなっていたけれど、日向がボソッととんでもないことを言い出した。
「1番可愛いのは、この可愛い僕に毎晩泣かされてる章吾じゃないかな」
俺にしか聞こえないような音量ではあった。
しかし凄まじく恥ずかしかった。
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