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恐る恐る悠太の袖を引っ張り問えば、悠太は少しだけいい惑いながら「えーと」と口を開く。
「明日海都先輩ちに集合だってさ」
「は!?」
「あー……まぁ要約すると、明日お前を連れて海都んちに行くってさ」
「はい!?」
悠太の言葉に補足するように蘭が会話に加わってくる。語尾にご愁傷様なんて有り難くもない言葉をオマケして。
「あ、あし、た……?」
明日海都先輩んちに行く? 今日の明日で?
明日は日曜日で学校休みで出掛ける用事もないし美月作宿題もないから……逃げられない?
いやいやいやいや流石に心の準備がいるだろ!?
「し、シーナくん? 俺明日は先約が……」
だから日を改めてにしようぜ?
そう猫撫で声で申し出てみるけれど
「明日は貴文何もないって美月言ってた。学校休み、商談もない。嘘はダメだ」
なんて既に調べあげられているのであろう俺のスケジュールをいいあげられて、俺はまた目の前の机に突っ伏してるるると涙を流すしかなかった____。
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