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堕天使のオルゴール
全14ページ読了時間:約21分公開:2013/09/01 04:29更新:2019/05/05 00:00
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概要
広島に位置する平和公園。その近くの、人通りの少ない路地にたたずむ洋風のお店。
そのお店はオルゴールの専門店で、広島では結構名前が知られている。店内に一歩足を踏み入れれば、多様多彩のオルゴールが目に止まる。
その中の一つに、ショーケースに入れられ、大事に飾られたオルゴールがある。
それは、病魔に侵された青年が死ぬ間際、一人の女性のためだけにこしらえた、いわば世に一つだけしかない一品なのだ。
このお店のオルゴールには一品一品に魂が宿っており、それぞれの品にジンクスがある。
まぁそれは追々語る事としよう。
さぁ、今日もオルゴールを求めてお客が来たようだ。
今回はそのお客の話を語る。
※BLを匂わせる表現はありますが、NLに近いお話です。苦手な方はスルーをオススメします。
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