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☆落ち着つけない
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………ふぅー…。
俺はアパートから逃げてきた…
少し歩くとある近くの公園。
ブランコと滑り台とベンチとトイレしかない何とも殺風景な公園だ
俺は そのベンチに腰掛けていた。
……今は何時かな…。
ふぅ…と何回目か分からない溜め息をつく。
今は夏だから、ある程度 遅い時間でも明るい。
今は6時くらいかな…
キラキラとした夕日が見える。
今が夏じゃなくて冬だったら外にいるの寒くて大変だったなぁ…なんて事を思ってた…
ふふっと乾いた笑いがこぼれた。
俺……意外と冷静なのかな……。
……違うな…、
関係ないこと思ってないとすぐにでも崩れそうなんだ。
ボロボロになってしまうんだ……
いや、もうボロボロなのかな……
キラキラした夕日とは逆に俺の心はどす黒かった。
夕日が滲んで見える…。
「っ……ふっ……」
気づいていたら流れていた涙
一度流れると止まらない……
止めたいのに…止めたいのに……
「あぁっ……ぐっ…うぅ……」
ジトジトと暑くて…汗と涙で顔がグチャグチャになってしまった。
ねぇ……蓮………
なんで………なんで………
浮気なんかするの…………?
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