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☆贈り物
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あれから俺たちは、1年記念を祝った。
ご飯食べたり、たわいもない話をしたり、いっイチャイチャしたり…へへ…♪
少しすると、蓮が俺にプレゼントをくれた。
――――――蓮がくれたのはペアリングだった…。
驚いている俺に
「安物だけど……いつか本物あげるからな。」
と言ってニッと笑ってくれた。
俺はすかさず、その指輪を薬指に通してまじまじと見た。
蓮の薬指にも同じ指輪……
キラキラと光るそれは、今まで見た宝石なんかよりも ずっと輝いて見えた……
指輪が滲んで見える……
また流れていた涙。ポロポロと頬を伝う。
それを見た蓮が「泣き虫だなぁ~」なんて言って照れくさそうに笑った。
本当に…蓮と付き合ってからたくさん涙を流した。
俺…こんなに涙もろかったっけ……。
グイグイと涙を拭いて指輪を通した手をぎゅうっと握りしめながら
「俺……この指輪…大事にする……。」
蓮にそう言って誓った。
蓮は嬉しそうに俺の髪をくしゃっと撫でて、またご飯を食べ始めた。
「やっぱ、明の手料理は最高だな!」
蓮はもぐもぐとハンバーグを頬張りながら言った。
俺…本当に蓮の特別なんだと実感できた。心がポカポカとあったかいなぁ……。
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その後 俺たちはリビングの後片付けをした。俺がキッチンで皿洗いをして、蓮がリビングの飾り付けを片付けた。
なんか、少し勿体無い気もする。なんて言う俺に「また記念日には祝おうな。」って言って蓮が またケラケラと笑った。
後片付けが終わると、もう夜の9時になっていた。
もう1日も終わりかぁ。なんて浸っていると蓮が、また俺を抱き上げた。
「れっ蓮!?どっ、どうしたの!?」
蓮に聞くとニヤニヤしながら
「これからは夜の恋人タイムだ。」
とか訳のわからないことを言って俺を お風呂場にそのまま連れていった。
そのあと、お風呂場で1回。
ベットで2回もした。
次の日の朝、腰が痛くて思うように生活ができなかったのは言うまでもない……。
そんなこんなで幸せな記念日パーティーは幕を閉じた。
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