アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
★覚悟して②
-
気づいたら俺は明の腕をつかみ、床に押し倒していた。
明は焦ったような驚いたような……そんな表情で俺を見上げていた。
両腕を片手で上に固定できるほど、明の腕は男子高校生とは思えないほど細くて か弱かった。
「やっ……蓮っ……!」
小さく叫んで俺を見つめる明は何だか…とてもエロかった。
頬をピンク色に染めて、無意識だか意識してるんだかは分からないが…どっちにしろ とんだ悪魔だよ、明。
「……明…」
「なっ…、な…に……?」
明に俺が尋ねるとビクつきながらも俺の声に返事をした。
「………する?」
「……ぇ……?」
俺はそんな悪魔が狂うほど好きなんだ。愛してるんだ。
別れて時間も全然 経ってないのに のこのこと家に上がり込んで、ましてや看病して……泣くなんて……。
好きなやつが そんな事してて理性を保てるやつなんているはずがない。
さっき抵抗されて、体を離されて…。
怒りや不快感もあったけど、やっぱり明に嫌われたくないって不安感や寂しみさの方が深く募っていった。
何でもいいから明に満たされたかったんだ。明じゃないとダメだった。
「………なぁ…しようか、明……」
「………し、ようかって…何…を……」
「何って……セックス。」
「ぇ………」
「セックスしようよ、明…しよう?」
そう言ったあと、明の返答も聞かずに俺は思いきり明の腕を掴んだ。
「痛っ……!蓮!痛いよっ!」
ギリっと明の腕を掴んで離さなかった。明が痛いと言っても止められなかった。
何だか明は泣きそうな顔をしていた気がする。でも、明…。俺が泣きたいよ…。
強制することでしか、もう明とセックスできないんだから。そして明はそれを抵抗してるんだからね。
明は「ダメッいやぁっ…!」を繰り返しながら弱い力で抵抗し、足をバタバタさせる。
あぁ…そっか…。
明とするのは、もうセックスという単語ではない。
犯す。になるんだ…。
「明…明……明は俺が嫌い…?」
そう静かに聞くと明はピタッと動作を止めて俺を見つめた。
「ねぇ……明…俺が…俺が嫌い…?
やっぱり俺が嫌いになってたの…?」
「ちがっ…!嫌いになるわけ…「じゃあ好き?」
「え…」
「俺のこと、好き…?」
「…蓮はっ…蓮は……ずるいよ、そんなこと聞くなんてっ……。」
明が顔を赤くしてそっぽを向いて答えた。
それが何よりも嬉しくて……。
明を感じていたくて…。
「明……っ!!」
俺は ぐいっと明の顔をつかんで自分の方へ向かせて
明に深いキスをした………。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
120 / 129