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1日のはじまり
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「み、水音っ!水音!ちょっと、ちょっと待って」
「司さん?」
だからそこでしゃべるなァ!!
息が首筋に当たって、なんかゾクゾクする…!
ねえ…わざとやってる?わざとならお願いだからヤメテェ!!
「水音、顔、顔みして?」
そう言うとようやく水音は俺を解放してくれた。
フゥ…。一気に疲れた気がする…。
水音はキレイな瞳を潤ませて、俺の顔色を伺うように見つめていた。
聞かれなかった…かな。
「水音」
「司さん…」
「なに?」
すると、水音は俺から少し距離をとり、はだけた布団のすきまから両手を広げた。
抱っこ、か。
不覚にも俺の身体はカァと熱を持ち、唇を引き結んだ。
だって、なんか、恥ずかしい。昨日みたいに水音が小さいなら何もこんなに恥ずかしいなんて感じなかった。
でも、いま、どういうわけか知らないが、水音の方が俺よりも明らかに大きい。
水音に応えたいのはやまやまだが、この状態だと、俺が甘えているみたいだ。
なかなか抱いてくれない俺に焦れたのか、水音はそっと優しい手つきで俺の腰をもう一度引き寄せた。
ヤバいヤバいヤバいヨォ!
俺はもうどうにでもなれ、なんて気持ちで水音の胸に顔を埋めた。すると、案の定水音は幸せそうな吐息をもらし大人しくなる。
フゥ……
グゥ。
…………。なんだ、この緊張感も何もないこの音は。
「司さんの、お腹……なりました」
別にわざわざ言われなくても分かってるよ〜
「水音、今司さんチョー恥ずかしいから…あんま顔見ないで…」
結局水音の胸に顔を押し付けるしかできない俺だった。
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