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俺の隊長サマ。
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「んー」
藤本の気のない生返事のあと、
すぐにそのまま再びからだの体勢をもとにもどし、
さらに俺のうしろになにか温かくて濡れたものがあてがわれた。
「ひああ!! や、ヤダ、ヤダ!
お前、そんな…!
ちょ、きたない!そこ、きたないからぁ!!」
「ちょっと、先輩! あんま動かないで!」
「う、ご、ごめんなさい!」
藤本らしくないキッパリとした物言いについ俺は抵抗するのを止めてしまった。
ふ、藤本…怒ってるの…?
ここからは顔が見えないから今藤本がどんな顔をしているかさえもわからない。
どうすることもできず、かといって怒っている藤本も無視できず、俺は下半身の感触に戸惑いながらもジッとするしかなかった。
なんか…なんか…ちょっと気持ちわるいような、くすぐったいような…
そんなふうに感じている自分にもこの境遇にも戸惑ってばかりだ。
だが、そんな感情はすぐに打ち砕かれることになるのだった。
「…いれますね」
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