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寮に戻り、シャワーも浴びず制服を脱ぎ捨てパンツ一丁でソファにダイブする。
所々痛む傷に顔を顰めつつ大きなため息をつく。
ったく、なんでこんなに疲れなきゃなんねーんだ。
まあ半分くらいは自分で蒔いた種だからしゃーないにしても、一番厄介そうなクソ会長にハンターだったってバレるし…。
ああ…そういえば今年引いたおみくじ大凶だったっけ。
適当なとこに結ばないでちゃんと上の方に結んどくんだったなあ…。
…さて、うじうじしてても仕方ないし制服でも洗濯するか。
この寮は大量にコインランドリーがあるが、俺は使わない。
何故なら、洗う乾かす畳むまで全自動になっているから。
ただでさえ楽な暮らししてんのに洗濯までしないってなったら将来すげー困るしな。
部屋にも一応コインランドリーにあるようなやつだけど、型式が古いやつが置いてあるんだ。
古いっていっても俺みたいな庶民からしたら最新式みたいなやつで、洗うのと乾かすのを全自動でやってくれる優れものだ。
今までは干して乾かしてたんだけど、榛が来てしまったから勝手に干すのもアレだしな。
こういった設備に金をかけるのは凄いと思うが、やりすぎると生徒の芽を摘みかねないとも思う。
という訳で、洗濯コースを制服にしてシャワー浴びよう。
今日のシャワーは傷にとてつもなく沁みた。
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