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◆ 榛視点
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お前よそ者だろ?この辺じゃ見かけねーもん、そんな頭。
それにその目、外国人か?
まあ、なんにしても今六時だろ?
この時間帯にこの辺で暴れんのはお勧めしねえよ?
だってこのあたりには…
ヤンキー狩りのハンターがいるからな
中学のころ、修学旅行で北海道に来たことがある。
秋だっていうのにすごく寒かったのを覚えてる。
それなのにコンビニの前には、コートも着ないでたむろしている高校生っぽいヤンキーがいた。
体を動かすのにちょうどいい、と喧嘩を売った時にそのヤンキー共にそう言われたことを思い出した。
なんだか意味が分からず、俺らもそろそろ帰るしなんて笑う一人の頭に踵落としを喰らわす。
その瞬間、頭に大きな鈍痛が広がった。
意識が飛ぶ前に見えたのは青い髪に、鋭い瞳だった。
「…、!…い、…ぶか?、おい!大丈夫か?!しっかりしろおい!」
…、あれ、生きてる?いま走馬灯みたいなの見た気がするんだけど。
なんて思いながら薄目を開ける。
「た、すかった…?マジで?」
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