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あれから数時間経ち、無事にセッティングが終わった。
その時間にはもう晩飯の時間だったので、なぜか会計からご飯に誘われたが寒気がしたので丁重にお断りした。
はー…もういろいろ疲れた。今日はもう寝る、絶対。
一晩飯抜いたところで死なない。
そう心に決めて寮までの長い距離をうんざりしながら歩く。
「あ、竹内くんおそかったねー。辰巳くん帰ってきたのに一緒にいた君がなかなか帰ってこないから心配してたのよ?…あらぁ、お疲れみたいね?あたしマッサージ得意だからなんなら癒してあげるわよ~?今ならお好みのコスプレ付き!」
こんな話し方をしているが性別は男。
この学校に女は一人もいない。
見た目女っぽい奴ならいっぱいいるけどな。
ちなみにこの人が多分校内で一番綺麗だと思う。
いつもこんな調子でからかってきて不真面目そうに見えるが、大学でもトップの成績と運動神経を誇るお人だ。
「いえ、すみませんが遠慮しておきます。今日はもう部屋に戻って寝ます」
「あら、残念ね…それじゃゆっくり休んでね~、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
学校もそうだけど、この寮も豪華すぎる。
まるでどこかのリゾート地にあるマンションのようだ。
それにそこらの高級ホテルより立派な造りをしている。
それでもあまり高すぎると耐震がどーのこーので15階で抑えているらしい。
十分すぎると思うけどな。
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