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「まぁ、なんにせよ編入早々お疲れさん。まだ学校始まってもいないのに大変だったな」
「いや、早くいっぱい友達欲しかったから、交流の多そうな行事に参加できて良かったです!」
「それは何よりだ。それじゃ、また明日の朝に職員室来い。今日は解散だ。ゆっくり休め」
そう言って、生徒会や他の面子のところへ向かった。
「んじゃ、俺らも部屋に帰るか。あんまり長居して絡まれたくないしな」
「そうだな!あ、そういえば寮に大浴場あるんだろ?しかもプールみたいなのもあるとか!いーなー、行ってみたいなあ…」
そんな子犬みたいな目で見られても。
しかもお前プールとかカツラかぶって入る気かよ。
そう思って少し黙ってると、その事を思い出したようで、話を変えようと慌てふためいている辰巳がおかしくて笑ってしまう。
「まぁ、そうだな。人混み嫌いなら夜中から朝方に掛けてなら全く人はいないと思うぞ。使えないのは授業中くらいだからな」
その言葉を聞いた途端、一気に雰囲気が明るくなった。単純な奴だな。
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