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「てめ、見てわかんねぇのか!気絶してたの、こっちは!」
「ぁあ"?知ったこっちゃねぇよ!勝手に人の縄張りで気絶してんなよ!」
「無茶いうな!」
あれ、この光景…なんか見覚えある。
「てか気絶とかだっせ。どうせお前弱いんだろ?」
「ンなわけねぇだろ!いきなり後ろから襲われたの!何か髪青っぽくて、目が鋭くて、あ!あと目の下に黒子あった気がする!」
一瞬しか見てないくせに、よくそんな細かいとこ覚えてんな…ってこの金髪…辰巳?
んで言い争ってる相手は…ダークレッドの髪の不良?
こんなやついたっけ?
「…そいつ、今どこよ」
「は?知らねーよ。頭打たれてここの路地に押し込まれたんだから」
「あんなに特徴覚えてんならどっち行ったとか分かんだろうが!」
「俺を探してんの?また懲りずに喧嘩しやがって…覚悟出来てんだろうな」
あ、俺だ。
そう認識した瞬間、世界がぐにゃりと曲がり、2人がボロボロになって横たわっていた。
そしてその場を去ろうとしたその時、赤い髪の男が立ち上がり俺を壁に押し付けてきた。
「てめっ、…離せや」
ボロボロな体のどこにそんな力が残っているのか、手首を壁に押さえつけられただけで身動きが取れなかった…。
筋トレ不足だったかもしれない。
そしてその後赤髪の顔がゆっくり近づいてきて…俺の首筋に噛み付き、そして吸い付い
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